【Vtuber必見】Switch2のカメラ機能でVTuberが顔出しする方法【動作確認済】
どうも、めかぶです。
Switch2が本日発売となりましたが、Switch2にはある機能があります。それは、カメラ機能です。
Nintendo Switch 2のチャット機能が発表されてから、VTuberの方は考えていたでしょう。
「VTuberでもSwitch2のカメラ機能を使いたい」 と。
今はマリオパーティなどのマルチプレイでのコラボ中など、誰がどのキャラを使っているかを配信画面に表示するような形を取っている方が多いと思います。
Switch2では、カメラの映像をゲーム内のプレイヤー識別方法として使っている映像が公式のPVにありました。
これがVTuberでも使用できたら、視聴者にもわかりやすくなるのではないかと考えられます。
今回はその方法を説明します。当然ながら、記事公開時点でSwitch2での動作確認済です。
(2025/06/07) チャット機能で映像が潰れてしまう問題への対応を追記しました。
用意するもの⌗
ハード⌗
- Nintendo Switch 2
- USB接続のHDMIキャプチャボード(UVC対応)
- HDMIケーブル(PCからの映像出力用)
今回、HDMIキャプチャボードは以下のものを利用しました。
USBキャプチャボードは以下の条件を満たすものを使用する必要があります。
- UVC対応であること
- PCの出力をHDMIで入力できること(PCからはモニタとして認識されること)
- カメラ映像の解像度として720p30をサポートしていること
USBカメラの動作チェックの挙動から、Switch2側では1280x720@30fpsの映像を受け取っていると思われます。
純正カメラの解像度が640x480なので、4:3では640x480@30fps、16:9では1280x720@30fpsが使用されると考えられます。
もしかしたら4:3の場合はもう少し大きな解像度までいけるかもしれませんが、未確認です。
Webカメラだと720p30に対応していないものはあまり無いとは思いますが、キャプチャボードだと1080p60以上の入力にしか対応していないものもあるかもしれないので、注意してください。
ソフト⌗
- OBS Studio
特にプラグインは不要です。
手順(概略)⌗
簡単な説明でわかるよという方向けです。 細かい手順は後述します。
- Switch2にキャプチャボードをUSB接続
- キャプチャボードにHDMIケーブルを接続し、PCのHDMI出力に接続
- 認識された画面を「表示画面を拡張」オプションで拡張モニタとして使用するよう設定
- OBSで新しいシーンを作成し、Switch2に表示したい映像を作成
- 作成したシーンを右クリックし、「全画面プロジェクター(シーン)」から、USBキャプチャボードの画面を選択
- Switch2側で「設定」→「USBカメラの動作チェック」で映像が入力されていることを確認
手順(詳細)⌗
1. Switch2にキャプチャボードをUSB接続⌗
Switch2のUSBポートにキャプチャボードを接続します。
2. キャプチャボードにHDMIケーブルを接続し、PCのHDMI出力に接続⌗
キャプチャボードのHDMIポートにHDMIケーブルを接続し、PCのHDMI出力に接続します。
これで、PCからは画面として認識され、Switch2からはUSBカメラとして認識されます。
3. 認識された画面を「表示画面を拡張」オプションで拡張モニタとして使用するよう設定⌗
Windowsの「設定」→「システム」→「ディスプレイ」で、認識された画面の「表示画面を拡張」オプションから「デスクトップをこのディスプレイに拡張する」を選び、認識された画面を拡張モニタとして使用するよう設定します。
4. OBSで新しいシーンを作成し、Switch2に表示したい映像を作成⌗
OBSで新しいシーンを作成し、Switch2に表示したい映像を作成します。
キャラクター等のソースを適宜追加してください。
5. 作成したシーンを右クリックし、「全画面プロジェクター(シーン)」から、USBキャプチャボードの画面を選択⌗
作成したシーンを右クリックし、「全画面プロジェクター(シーン)」から、USBキャプチャボードの画面を選択します。
現在はPCの画面がそのまま表示されているので、OBSの全画面プロジェクターを使用して、USBキャプチャボードの画面にOBSの画面を表示させます。
ちなみに、プロジェクターで表示しているシーンがアクティブである必要はないため、配信中は本来配信したいシーンをアクティブにしていても問題ありません。
6. Switch2側で「設定」→「USBカメラの動作チェック」で映像が入力されていることを確認⌗
手順5までで、Switch2へ入力する映像の準備はできているはずなので、Switch2側で「設定」→「USBカメラの動作チェック」で映像が入力されていることを確認します。
このように映像が出力されているはずです。
最後に⌗
お疲れ様でした。セットアップ自体はかなり簡単だと思います。
Switch2でこの機能が発表されたときから、Webカメラ以外の映像をどのようにSwitch2に入力できるか考えていましたが、これが一番簡単だと思います。
音声の入力は行えませんが、配信であれば映像だけで十分かと思いますし、Switch2の設定で本体マイクを使用するように設定することもできるので、音声の入力が必要な場合は本体マイクを使用するのが良いと思います。
それでは、よきSwitch2ライフを!